2012年12月に読んだ本 | 砂場

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本の感想と日記。些細なことを忘れないように記す。

明けましておめでとうございます。
今年ものんびり行きたいと思います。

12月は他にも歌集やら詩集をいくつか読んだのだけど、読み終えるということができず、パラパラと読み直したりしております。どのタイミングで読書メーターに登録したらいいものか分からないです。
『タラチネ・ドリーム・マイン』はこのステキな世界観をうまく言葉として掬い上げることができず、文章化に失敗しました…。

2012年12月の読書メーター
読んだ本の数:3冊
読んだページ数:778ページ
ナイス数:16ナイス

幸福のパン種―堀口大学詩集幸福のパン種―堀口大学詩集感想
堀口大學さんの詩・訳詩の中から娘の堀口すみれさんが選んで編んだ詩集。女性の視点のもの、優しい眼差しの詩が多くて、パラパラめくるだけで幸せな気持になる。 「わが家に在って欲しいもの、/解ってくれる細君と/散らばる書冊のあいだを縫って/踏まずに歩く猫一匹、/命の次に大切な/四五人ほどの友人たち。」(ギヨーム・アポリネール作/堀口大學訳)
読了日:12月17日 著者:堀口 大学
きみはいい子 (一般書)きみはいい子 (一般書)感想
午前中に読み終えてから、ずっと物語が心の奥に残っている。それは自分の子供の頃の記憶と混じり合っていく。両親のこと、娘のことを考える。同級生ことを思いだす。友人ことが頭をよぎる。 苦しいけれど希望のあるラストが好きだ。物語が完結しないのがいい。未来を祈ることができるから。 作者からバトンを渡してもらったように思える。これから先の物語は私がつくるのだ。少しでも光が射すように。
読了日:12月12日 著者:中脇 初枝
タラチネ・ドリーム・マインタラチネ・ドリーム・マイン
読了日:12月5日 著者:雪舟えま

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